こんにちは、前向き経営コーチの原です。
今週は「志命熱苦可」の
前向き経営のお話をさせていただきます。
「仕事や勉強や人間関係に行き詰って、どうにも前に進めない」
そんなシーンはいつも日常の中いたるところにあります。
私も日々そのような物事と葛藤しながら生きていますが、
つらいときくじけそうになった時に口にする言葉があります。
それは、「志命熱苦可」です。
これは松下幸之助さんの本を何冊か読んだ時に、
これはと言うキーワードを拾ってつなげたものです。
漢字の意味は、
高い「志」を持ち、
「命」を懸けるほどの覚悟で、
誰にも負けない「熱」意を持って、
「苦」労を厭わず
「可」能性を信じて進めば
物事は必ず成し遂げられる
ということです。
何かつらいことがあった時や
元気が出ない時に、
「志命熱苦可」という言葉をとなえ、
漢字の意味を一つずつ思い出していくと、
力が湧いてきます。
そもそも自分は何がしたかったのか
まだまだ気持ちが弱いのではないか、
出来ないことはない、
何とかできる方法を考えようと
心がのびやかになるのです。
何か物事を進めるときに
知識や理屈が先行して、
批判的になり前に進めないことがありますが、
やはり「何とかやるんだ」
「何としてもやるんだ」
と言う気持ちが一番大切なのです。
これがなければ、
どんなに物事を知っていても、
どんなり理屈に合ったことを言っていても、
ものごとを前に進めることはできません。
「つらいときこそ前向きに」
と言う気持ちで、
つらい時こそ笑顔で、
胸を張って姿勢を正し
前を向くと、
大変だと思っていたことでも、
大抵は何とかなるものです。
一番の大敵は自分です。
人がどうであろうと、
自分の心の持ち方ひとつで、
周りの世界も変わっていくのです。
どんな災難が振りかかろうと
それは自分の責任なのです。
人のせいにしていては何も変わりません。
自分の責任で自分を鼓舞し前に進んでいく。
そんなスタンスで行きたいですね。