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「志」の前向き経営

自分の好きなことを仕事にできて、
それで食べていけるということは
すばらしいことだと思います。

私も創業を考えている方々や
経営者の方々のお話に耳を傾け、
相談に乗ることがつくづく好きなことだと思っています。

しかし、せっかく好きなことが見つかったのに、
それだけでは何か足りないとも感じていました。

そして最近やっとその答えが見つかりました。

それは「志」です。

「志」といってもいろいろな定義があると思いますが、
私がイメージする「志」とは

「世の中のために自分が役に立とうという、
私利私欲ではない清廉なもの」という感じです。

松下幸之助は「道をひらく」の中で「志」について
こう言っています。

・本気で、真剣に、命を懸けて志を立てれば、
 事は半ば達せられたといっていい。

・志を立てるのに老いも若きもなく、志のあるところ、
 老いも若きも道は必ずひらける。

・今まで何度か志を立てても道を見失い、
 挫折したこともあったろうが、
 道が開けないというのは、
 なおその志に弱きものがあったからではないか。

非常に勇気づけられる言葉です。

この本を読んで、私も自分の「志」とはなんなのかと
真剣に考えました。

探すところは「自分の心の中」です。

「好きな生き方」「理想の姿」などを考えてみましたが、
なかなかこれだというものに出会いませんでした。

そしてふと自分の屋号の「Forward Good」のロゴを
見て気付きました。

創業当時
「人々が前向きになり、よりよく発展するお手伝いをする」
という思いで考えたものです。

まさにこれが私にとっての「志」でした。

そして、この「志」は「北極星のようなもの」
だと思っています。

道に迷った時に見上げると、
そこには必ず同じ位置にあって、
自分の場所がどこなのか、
どこに行くべきなのかを示してくれるのです。

毎日見ていた「屋号」。

でもなかなか自分では気づかないものですね。