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「小さな一歩」の前向き経営

「やらなければいけない事は分かっているのに、
なかなか手を付けられない」

ということは、日々の生活や仕事の中で
毎日のようにあると思います。

「頭の中で考えていると
堂々巡りになって結局何もできない」

「まとまった時間が出来たら
手を付けようと始めていない」

「手を付けら大変な負荷が
かかることが予測され躊躇している」

などいろいろなシチュエーションが
考えられると思います。

現代人は仕事でも家庭でも忙しく、
やっかいな案件は、
何もしないと
どんどん後回しになってしまいます。

やらなければいけないのにできない、
やりたいのにできない、

ということがあり、
それができないでいる自分を責め、
負のスパイラルになってしまうことも
あると思います。

こんなときにおすすめなのが、
まずは少しでもいいので、

「小さな一歩を踏み出してみる」

ということです。

止まっている車は
最初からトップギアーに入れず、
ローギアーからゆっくり動き始め、
徐々に加速していきますね。
これと同じことです。

少しずつ動き出してみる。

すると、意外に思っていたよりも
簡単に事が進むことが多いのです。

こんなことはできない、
こんなことはうまくいくはずがない、
こんなことをしても誰も相手にしてくれない
など、色々とマイナスの考えがめぐった時、
何も動けなくなってしまい、
出来ない理由や不安な理由ばかり出てきたときこそ、
いったんそれを置いて、
少しだけ行動してみるのです。

私も、以前こんなことがありました。

地元の商工会の経営者向けセミナーで
地元で成功している企業の事例を
お話しする仕事をお引き受けした時の話です。

その当時、私は地元では仕事をしておらず、
知っている企業も少ない状態で
成功している企業にどうコンタクトするか
悩んでいました。

唯一知っている3社ほどに打診してみたのですが、
3社とも色よくない返事で、
やはりそんなに簡単に成功している企業の
インタビューはできないと
暗礁に乗り上げてしまいました。

はたから見ると大したことではないように思いますが、
当時の私には大きな問題としてのしかかっていたのです。

なかなか解決策が思いつかず、
しばらく悶々とした日々を送っていたのですが、
打診したある経営者の方から、
「○○という企業は元気があるよ」
と言われていたことを思い出しました。

知らないところにいきなり電話をするのは嫌だったのですが、
ダメもとでもいいと思い電話してみたところ、
すんなりとインタビューのアポが取れました。
そして更に、他の企業も紹介してくれたのです。

これで乗ってきたので、
一度コンタクトをしてみたかった
地元でも有名な企業にも、
なんのコネもなしに電話してみました。
最初はちょっと不審がられましたが、
説明を聞いているうち安心していただき、
こちらもOKをもらいました。

更にもう1社、
以前から気になっていたお店に
アポの電話をしたところこちらも快諾と、
とんとん拍子に決まり、
4社のインタビューがあっという間に決まりました。

このアポが取れた期間は、わずか1日。

「いきなり電話してもすぐに断られるに違いない」
「電話に出てもらっても何と説明したらいいだろう」
などど、悶々と悩んでいた日々は
いったいなんだったのだろうという思いでした。

最初に何か始めるときは、
大きな負荷がかかり、
なかなか前に進めないものです。

そんなときに、
ふっと力を抜いて、
一歩だけ踏み出してみる。

失敗してもいいのです。

そのちょっとだけの繰り返しが、
勢いをつけ、精度を上げ、
思った方向に進ませてくれるのです。

「小さな一歩」

あなたも試してみませんか。